インテックの技術力に迫る!第2回〜アクリル加工に欠かせないパネルソーとは?
2025/01/07
インテックの技術力と設備には密接な関係があります。インテックのクラフトマンシップに迫るシリーズの第2回として、「パネルソー」という機械に焦点を当てます。
パネルソーとは?
パネルソーは、合板、MDF、パーティクルボードなどの大きな板材を正確に切断するための機械です。種類としては、縦型と横型のパネルソーがあり、縦型は省スペースで使いやすく、横型はより大きなパネルを扱うのに適しています。
主に木工所、家具工場、建設現場などで使用され、大量の板材を効率的にカットするのに最適です。
パネルソーの特徴
パネルソーには以下のような特徴があります。
・正確なカット
ガイドレールやレーザーガイドを使用することで、正確な直線カットが可能です。キッチンカウンターの天板などの加工には、高い精度が求められます。
・大きなサイズにも対応
大型のパネルを簡単にセットできるため、一度に大きな材料を切断するのに便利です。シームレスで広がりのある空間を演出することができます。
・安全性
安全ガードや緊急停止機能が搭載されており、作業中の安全性が高まります。
主な構成部品
・ソーブレード
鋭い刃が高速で回転し、板材を切断します。さまざまな素材に対応する刃があり、切断精度を高めるために適切な刃を選択します。
・ガイドレール
材料を正確に導くためのレールで、まっすぐで正確なカットを可能にします。
・テーブル
材料を支えるための平らな作業面で、大型のパネルも安定して置けるように設計されています。
国内メーカー
・協和製作所
1969年創業の国内企業で、パネルソーだけでなくランニングソーなどの設計・製作も行っています。木材に加え、アクリル材、アルミ材、鏡面の加工なども行える製品を手がけています。
・シンクス
シンクス社は1964年に設立された国内企業で、静岡県に本社を構えています。木工加工機や鉄鋼加工機の開発、製造、販売を行っており、インテックでもシンクス社のランニングソーを導入しています。
・田中機械工業
田中機械工業は、40年以上の経験と14,000台の実績を誇るパネルソー専門の企業です。
まとめ
インテックでは、パネルソーを使ったラフカットをメインに使用しています。ミリ単位でのカット調整は主に横切りで行っています。パネルソーをはじめ、さまざまな設備を駆使することで、高い技術力を維持し、お客様のニーズに100%応えます。