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正確な模型製作から
現場での技術力が必要だった
精度重視のオフィス受付カウンター

園児のためのやさしいトイレ

トイレのイメージを
明るく楽しい場所するために

様々な造作家具の設計施工を行う、㈱ヤマシタプランニングオフィス様より、幼稚園で使用される弧を描くデザインのトイレの製作依頼でした。
トイレのパーテーションといえば、高圧メラミン製のパネル状の仕切りが一般的ですが、幼稚園ということもあり空間をパッと明るく楽しい場所にしたいという想いから、扉をR形状にすることで柔らかいイメージの製作を行うことになりました。

経験値を活かし通常とは違う
コーリアンの加工方法を試みる

一般的にはコーリアンは表面仕上材なので、木下地等のベースの上に貼り込んでいくのが通常の加工方法です。コーリアンだけで自立させるという施工方法はあまりありません。さらに言うと金物部品などを直接コーリアンに取り付けるということもほとんどありません。(コーリアンは樹脂製の為、ビスが効きづらいなどの理由があります)
今回の製作では、コーリアンでほとんど構成させる必要があるため、一般のキッチンや洗面カウンターとは違い、細部まで打合せを行い、園児が使うにあたっての耐久性、安全性も考慮しています。

今回は加工技術以上に製作前段階での打合せ、現場施工の対応力が発揮された現場になります。
設置時にスムーズに開閉できるかどうかの重量バランスや金物との取り合いを模型を作り検証を重ねました。

こういった加工に際して、珍しいイレギュラーなご相談を受けることもありますが、それを可能にするのは、弊社営業担当者の知識、経験があってこそ実現されています。弊社は実際に製作を行う職人はもちろん、直接お客様のご要望を伺う営業担当もコーリアンの加工知識だけでなく、家具知識や周辺知識も持ち合わせています。

特徴的な加工としては、コーリアンだからこそできた象嵌加工、R曲げ加工になります。
象嵌加工(扉パーツの手掛けになる部分と扉上部のロゴマーク部分)