養生から設置後まで|人工大理石施工チェックリスト
2026/01/08
人工大理石は高級感と耐久性を兼ね備えた仕上材ですが、その品質を維持するには、搬入から引き渡しまでの全工程で丁寧な確認が欠かせません。本記事では、搬入前・施工中・施工後の3段階に分けて、プロ施工者が押さえるべきチェックポイントを整理して解説します。
搬入・仮置き・据付前に必ず押さえる確認事項

養生と搬入ルート確保
現場到着後、まず搬入経路の養生を行い、壁や床、既存設備を保護します。エレベーターや階段の寸法を事前に確認し、経路上の障害物を撤去しておくことが重要です。
製品ダメージ確認
搬入前に梱包を開封し、表面の傷・欠け・変形の有無を確認。異常があれば速やかに報告し、現場責任者と対応を協議します。
下地・寸法の照合
・下地の水平・垂直精度(許容差±1mm以内)
・図面寸法と現場実測の一致
・設備開口位置や配管との干渉有無
施工中にチェックすべき項目と現場での確認手順
接着・設置精度
・接着剤の塗布範囲・量・均一性
・水平器やレーザーでのレベル確認
・接合部の段差・隙間の有無
チーム内での進捗共有
作業中はチーム内でこまめに進捗を共有し、ズレや不具合をその場で是正します。特に大型部材では、接着硬化前に修正できる時間が限られるため、迅速な判断が必要です。
施工完了後の検査・写真記録・引き渡しの最終確認
完成検査
・表面の傷・艶ムラ
・目地のズレや隙間
・水勾配や水平度の再確認
光の反射や触診を活用し、微細な不具合を検出します。
記録と引き渡し準備
施主やゼネコン向けに、完成写真・検査記録・使用接着剤やメンテナンス方法を記載した説明資料を作成します。これにより、品質保証とアフター対応をスムーズに進められます。
まとめ
搬入前の養生と下地確認、施工中の精度管理、施工後の検査と記録整備までを一貫して行うことで、トラブルを防ぎ、高品質な仕上がりを確保できます。
