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人工大理石の“脱衣所・洗面空間”活用術。水まわりで選ばれる理由と工夫

高級感のある空間に、人工大理石という選択が増えてます。特に樹脂を原料とし密度の高い人工大理石は、防水性に優れ、汚れにも強いため、洗面カウンターやバスルームの脱衣所など収納に活用することで、空間全体の質感と耐久性が向上します。多様な色や美しい模様でインテリアになじむ意匠性も魅力。住宅・ホテル・施設設計など幅広く活用できる術をご紹介します。

水まわりに人工大理石が選ばれる理由とは

湿気や水滴、汚れの影響を受けやすい水回り。洗面台や流しなどに適しているのが、人工大理石という素材です。人工大理石は、樹脂を使用しているため天然に比べて密度が高く、非吸水性に優れ、防水性・防汚性が高く、汚れが染み込みにくいのが特長です。継ぎ目のない一体成形が可能であることから、カウンターとボウルを一体化させることで隙間に汚れが溜まりにくく、清潔に保ちやすい形状も可能です。日常的な掃除が簡単に済む点は、住宅はもちろん、利用者が多いホテルや施設にとっても大きなメリットです。さらに、人工大理石は軽量で加工性が高いため、現場に合わせた寸法調整や特殊形状の製作も対応しやすく、リフォームや改修現場でも重宝されています。

洗面・脱衣所で映える“デザイン一体型”設計のポイント

カウンター一体成形、収納部との調和、壁面材とのコーディネート例などを紹介します。

人工大理石の魅力は、機能性のほかに、意匠性とデザインの自由度も、採用される大きな理由の一つです。例えば、洗面カウンターではカウンターとボウルの一体成形によって、流れるような曲線デザインやシャープな直線的デザインを実現できます。継ぎ目がないため見た目が美しく、空間全体の高級感を演出可能です。特にバスルームの脱衣所では、日頃使用するため、収納や洗面カウンターのサイズなど、使い勝手への要望を叶えながら、色調の統一などデザインにもこだわることができるのもポイントです。収納扉や引き出しの面材に、カウンターと同じ人工大理石を使うことで、一体感のある上質な空間を作り出せます。豊富なカラーバリエーションやマット調や鏡面仕上げなど、仕上げのバリエーションも豊富で、壁面パネルやサイドパネルとのコーディネートも自在です。壁面に同じ柄を使うことで、視覚的な広がりを持たせる演出も可能なことから、住宅・商業施設・宿泊施設など、それぞれの空間コンセプトに沿ったデザイン提案がしやすくなります。

実績から学ぶ水まわり空間の施工事例

人工大理石の特性を活かした水まわり空間の事例は、近年ますます増えています。限られたスペースでも収納や配管スペースを確保できるため、住宅のキッチンカウンターをIH調理器からシンク、テーブルまで一体化させたり、個性的な形状にしたりすることで、空間の利便性とデザイン性を両立できます。耐久性と美観維持の観点から、宿泊施設や商業施設では多くの利用者が使う共用部の洗面台やパウダーコーナーなどにも採用されています。また、幼稚園のトイレにおける事例もあります。カラフルで親しみやすい人工大理石カウンターを採用し、園児の目線に合わせた使いやすい高さや丸みを帯びたデザインで、安全性と意匠性を両立させています。インテックでは、設計者や施工業者と綿密に連携し、カスタム対応やモックアップ製作、施工納まりの検討までサポートしています。人工大理石を水まわり空間に活かすためのパートナーとして、ぜひお役立てください。

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