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人工大理石を使った“壁面造作収納”の新潮流

人工大理石はカウンターや什器に多く使われてきましたが、近年では「壁面造作収納」にも活用されるケースが増えています。耐久性と意匠性を兼ね備えた素材だからこそ、収納機能とデザインを両立する新しいインテリア手法として注目されています。本記事では、人工大理石を用いた壁面収納のメリットと設計ノウハウを解説します。

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人工大理石を“収納部材”として活用する設計的メリット

人工大理石は耐水性・耐傷性に優れており、棚板やニッチ、カウンター一体型収納といった造作に適しています。水まわりや商業施設の多用環境でも長期的に美観を維持できる点が大きな強みです。
また、重厚感ある質感は高級感を演出しつつ、非多孔質のため清掃性も高く、ユーティリティ収納やバックヤード什器としても活躍します。単なる収納を「魅せる空間」に変える演出力が、人工大理石ならではの価値です。

設計・施工時の留意点|耐荷重・取り付け金具・加工対応

壁面収納として人工大理石を用いる場合、耐荷重設計が不可欠です。裏板の強度を確保し、Lアングルや金属金具を適切に活用することで、安全性と耐久性を担保できます。
また、可動棚仕様にする場合は、金具やダボの安定性を十分に検証し、荷重分散を意識する必要があります。人工大理石は硬質でありながら加工限界があるため、切削部やジョイント部では木材・金属など他素材との組み合わせが現実的です。施工前にジョイント方法を検討しておくことが、仕上がりの美しさと耐用年数を左右します。

商業・住宅の壁面活用に広がる“魅せる収納”事例集

商業施設では、バックヤード収納や店舗什器として人工大理石を採用する例が増えています。耐汚染性と高級感を兼ね備えた棚や飾り棚は、見せる収納として空間のブランド価値を高めます。
住宅分野では、リビングやキッチンに「壁と一体化した収納」として人工大理石を用いるトレンドが見られます。壁面と連続したデザインで空間を広く見せながら、上質感を演出できるのが特徴です。特に高級住宅では、照明や異素材との組み合わせによるオリジナル収納が人気を集めています。

まとめ

人工大理石を活用した壁面造作収納は、耐久性・清掃性・デザイン性を兼ね備えた新しいインテリア手法です。設計・施工段階で荷重やジョイントを十分に考慮することで、機能性と意匠性を両立した「魅せる収納」を実現できます。商業施設から住宅まで、人工大理石収納の可能性は今後さらに広がっていくでしょう。


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